今年は二度の大雪にいじめられたせいでしょうか。
ここ関東では、桜だけでなくいつもは順番を間違えず咲くはずの花たちが、もう、ぶわあっと一斉に咲きそろってしまいました。北の国の春みたいですね。
東京都心の桜、満開日は3月30日でしたが、その直後から春の嵐が訪れるやら、三寒四温というには暑すぎだったり冷たい大雨に揉まれたり。この週末で花は散ってしまうかな。
一分も三分も満開も、はたまた葉桜姥桜も、それぞれに風情があって捨てがたいです。
さて、ご家族や友人たち、職場の皆さんと、と、お花見の予定が入っているかたも大勢いらっしゃることでしょう。今日はそんなお花見をうんと盛りあげる遊び方について考えてみました。
公園でどんな遊びが盛り上がっているの?
満開の花びらの舞う中、子どもたちはただただうれしくってキャッキャキャッキャ闇雲に走りまわっています。
フリスビーしてる子、木登りしてる子、ソフトなカラーボールで野球をしてるおとなたちもいます。
こぢんまりと静かにすごすカップルや、腕くんで歩いているステキな老夫婦も。
どこか空いた場所はあるかな?
おお、平らなところがあるぞ。トイレ近くでみんな敬遠したね。らっきー!
ロープ一本あれば
大勢で、普段忘れていたあそびで楽しめます。
なつかしの、大縄なわとびー!!
華麗な競技を思ってしりごみしてはなりません。
あくまでみんなの楽しみなんだから、ダルダルで良いのです。
用意するのは、これ
ちゃんと大縄跳びのものがあればベストですが、お隣のトラックから借りてきたトラロープでも、
子どもの持ってたとび縄をつなげたものでも、果てはこわれた掃除機のコード(!)なんかでも充分です。
長すぎても切る必要はありませんよ。
縄の持ち手になったひとが短かめに持てば大丈夫。
1.地べたでにょろにょろの川・よちよち歩きくんもまたいで得意満面
2.ゆーらゆーらの波でやや達成感
3.さあ、ぐるんぐるんの大回し!
大縄なわとびを始めると、
うっわー、何十年ぶりだろうっ、と、おとなたちは一瞬遠い目になります。
そして数十年前には軽々跳べていた筈がたった一度で息切れし、くぐって抜けて行くことさえむずかしい。
だんだんみんな本気になります。
気づくと周囲の知らない人たちも列に並んでいたりする。
ふたーり!さんーにん!と次第に人数が増えて行き、10回も跳べてしまった日には、もう大騒ぎの達成感。
見てる人
回してる人
とんでる人
ひっかけた人
通りすがりの人
何故か老若男女みんながうれしくて、なぜか気持ちがひとつになる。
大縄なわとび、ぜひ!
あ、ものすごーく酔いが回るから、お酒も少しで済みますし。